夏の神事(鳥越神社)
神社などでは年二回、6月と12月の末日に、罪穢れを払う神事、大祓がおこなわれます。6月の大祓を「夏越の大祓」といいます。この儀式は「茅の輪くぐり」ともいわれますね。
そして7月1日。納めた形代を、御座舟に載せて隅田川を下り、無病息災と身のけがれを人形の形をした型紙(形代)に託して海に流します。それが「水上祭」です。
今回は、恒例のこの行事を写真でお伝えします。
朝10時に浜町河岸に隊列を組み、祭壇をそなえた船「御座船」(ござぶね)を先頭に二十数杯の屋形船が品川沖で集結して神事を執り行うのです。
浅草・鳥越神社 水上祭 (2003年7月1日)
- 鳥越神社の社名旗を掲げた第七小松丸。
- 朝9時。ゆかた姿の氏子さんたちが小松屋前に集まります。
- 9時30分。氏子さんたちが船に乗り込みます。
- 隅田川へ出ると、浜町河岸には警備艇、他の屋形船が待機しています。
- 船の列に加わる第八小松丸。
- 祭壇をそなえた御座船(ござぶね)を先頭に海に向かって進みます。
- その後に船の行列が続きます。船が隊列を組んで進みます。
- 列の後ろに第七・第八小松丸が並んで進みます。
- 船の行列に小さな観客も興奮!
- 祭壇をそなえた御座船(ござぶね)を先頭に品川沖に向かって進みます。
こうして無事、執り行われました。
この日は曇り空。雨も心配されましたが、復路、パラパラと降った程度でした。
護岸沿いを自転車で追いかけながら船を撮影しておりましたが、船の列がスピードアップするとさすがについていけないものですね。次回は撮影ポイントを工夫したいと思います。
2003/07/07