2008年三月のつれづれ白梅の季節を迎えて朝の薄曇りから、太陽が射しだしました。恒例の梅便りをお届けします。 今まで樹木を見ていて、面白いなといつも思うことがあります。 梅、海棠、木瓜の花が、一番最初に花開く時は、必ず、2輪咲くのです。 どうしてなのか、分からないのですが、3輪でも、1輪でもなく、もちろんもっといっぱいではなく、2輪寄り添うように、隣り合って咲くのです。 今年も異常気象の前触れなのか、毎年4月上、中旬に咲く木瓜(ぼけ)の花が2月中旬に2ヶ月も早く咲き始めました。不思議なこととよく見ていましたが、2輪だけ咲いて終わってしまいました。 そして、写真の白梅が次から次へと咲き始めた1週間前のこと。 朝、店を開けようとしたら、長年シャッターチャンスを待ち続けていた鶯が横たわっているのに気がつきました。 すっかり冷たくなっていました。 かたい蕾の白梅も次々と花開こうとしているこの時季に、小さな鶯にそっと手を合わせました。 ありがとうね。そして、 また、鶯が訪れますようにと…
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