かまきりまで現れました
小松屋店内の台所の小さな窓ガラスに、かまきりが張り付いていました。
朝、店内に入り、雨戸を開け、窓をすべて開け放ちますが、このときは一瞬何だか分からず、固まってしまいました。
この夏訪れたいろいろな生き物。
やはり、ささやかながらも花や木を植えているためなのでしょうか?
前々から、随分と珍しい訪問者が多いのです。
少し前の新聞に、年々東京都の緑被率(りょくひりつ)が減少しているとの記事が載っていました。
樹林や草地など、緑に覆われた土地の割合を示しているのが、緑被率。
東京23区の緑被率は、10年前は22%だったのが、今は17%に。
残念なことに、小松屋のある中央区はワースト3位でした。
「柳橋」の名に因んで、神田川の川岸にも、「柳橋通り」にも柳が植えられ、この辺りだけに限れば、雰囲気はなかなか良いと思うのですが。
やはり、オフィス街が多いためなのでしょう。
これからも、時々驚かされながらも、小さな訪問者が訪れるように、緑を絶やさないようにしていこうと思います。
それにしても、このかまきり。
なかなか愛嬌のある顔していると思いませんか?
桟橋に住み着いた蟹
小松屋の桟橋に、工具類を収めている小さい物置があります。
いつからか、その物置の周りに茶色の木屑みたいな物が散らばるようになり、いったい何なのか、不思議でしたが原因が分かりません。
写真の2匹の蟹。元気良くバケツの中でも、上に這い上がろうと動き回っていますが、この蟹が、物置の土台の部分の木材をかじっては、出入りしているのに気づきました。まるで巣になっているようです。
その様子を撮ろうとしましたが、動きが素早くてシャッターを押すどころではありません。
捕まえる時も、童謡をつい思い出すくらい、蟹のハサミで逆襲してきます。
元気な蟹たちですが、物置がガタガタになるのではないかとちょっと心配になってきました。
確実に成長していますので。
今、「つれづれ」を書いていて、先月は1回しか更新できなかった事に、思わず、ため息が…
実は、この「つれづれ」に掲載するかどうか、散々考え、いえ、見つめて?結局載せなかった写真が何枚もあります。
なぜか生き物シリーズのようですが。
小松屋の店先に蛇が息絶えていました。
人によっては、蝮(まむし)とも毒蛇だとも言うのです。なぜ、都心の真ん中に蛇がいたのかは謎です。
また、外のゴミ箱の傍には、夜になると20cm程の大きなガマガエルが出没。日のある内は出てこないので、どこにいるかは不明です。
小さな雨蛙は、やたらに跳ね回り、きれいな写真が撮れませんでした。
掲載しなかった理由、もうお分かりでしょうね?
ガマガエルの眼はクリッとして可愛いのですが大きいだけに、体のイボイボも大きく、見れば見るほど、正直言って気持ちいいものではなく…蛇もやはりよく見ると…
店を閉める時に、外にあるガスの元栓も閉めますが、暗がりの中、細長いなにかがスルッと消えていきました。2週間ほど前の出来事です。
その「なにか」が何なのか?
考えたくはない、もっと言えば忘れてしまいたい、そんな今日この頃です。
2005年9月6日
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