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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2003年11月のつれづれ

「屋形船の女2」撮影風景

小松屋の前撮影風景小松屋の店内で俳優さんが演技をしているところです。
分かりにくいですが、階段を上がったところにレールを設置してカメラを水平移動しながら撮影しています。

店外には、監督・助監督・カメラ・照明・美術・ヘアメイク担当・付き人・プロデューサーのみなさんがみえます。本当に沢山の方たちで作りあげていくのですね。

ということで、私たちは外でうろうろと写真を撮っておりました。 この場面がドラマではどのようになるのか大変楽しみです。
また放映間近になりましたらお知らせいたします。今年中になるかもしれません。 「屋形船の女2」ぜひ、お楽しみに!

2003年11月4日


柳橋のかんざし

柳橋のかんざしその2 かなり以前になりますが、柳橋の欄干のかんざしをご紹介しました。 何色だったか覚えていらっしゃいますか?
深い深い青色です。 今回は、紅いかんざしです。 緑色の欄干に一番映える色だからでしょうか。 気付いた人は必ず立ち止まってじっと見ていますし、写真を撮っているところもよく見かけます。
黒髪の日本髪の芸妓さんにいかにも似合いそうな紅ですよね。

さて、残りの一色は何色でしょうか? 神田川に浮かんでいる舟は小松屋の屋形舟です。今日も穏やかな一日です。

2003年11月8日


看板 その1

舵板の看板この看板のかたちは何だかお分かりでしょうか?舟の舵板です。
今は、鉄製かステンレス製にほとんど代わってしまいましたが、昭和30年、40年代頃まで FRP製の船になる前の投網を打ったり、釣や漁をするための小型の木造船についていました。
この看板は二代目。前の看板は台風で壊れてしまいました。
東京看板物語でしたか新聞・雑誌にも載ったことがあります。

作者は・・・実は、初代の看板もこの看板も親方が彫りました。
最後の一枚の舵板を引っ張りだしてきての本当の手作りです。 役目を終えた舵板も、看板として小松屋を支えてくれます。
木の優しい風合いと頑丈さが雰囲気あるものにしていると思います。いかがでしょうか?

2003年11月15日


桟橋の修理

桟橋の修理先月10月13日午後の2,3時間の事です。前線の通過にともない、まるで嵐のような激しい雨、風になりました。あっという間に神田川が激流となり水かさも上がってきました。

そのとき、「屋形船の女2」の撮影を行っておりましたが、雨のたたきつける音、川のごうごうと流れる音のため撮影は一時中断。

激しく雨が吹き込むため店の雨戸も閉めるほどでした。 やっと治まってほっとしたのもつかの間。 ふと見ると桟橋の太い杭が流されて使用不能になってしまったのです。

今まで大型台風直撃でもこのような事はありませんでした。いかに強い激流だったか・・・ 自然の驚異にただ驚くばかりでした。
この写真は大工さんが修理している様子です。次回は完成した桟橋をご覧ください。

2003年11月21日


飛べないかもめ

飛べないかもめ昨日午前11時頃。 小松屋の前の道路にかもめが一羽。
いつの間にか降り立っていました。 神田川、隅田川には群れをなして飛んでいますが、陸地にはまず降りたところをみたことがありません。

どうしたのか気をつけていましたが、飛べないようなのです。 ご近所の方もそっとパンを近くに落としていましたが、徐々に元気がなくなる様子です。どこに保護を求めたら良いのか考えたあげく、交番に電話しました。 カラスが上空で鳴きだすものですから本当に冷や冷や、うろうろしてしまいました。

無事お巡りさんに抱えられた時は、ほっと一安心。お巡りさんはかもめが怖がることのないように手早く保護。飛べることができるようになったら川に放してくれるとのことです。
船を汚されて困ることも多いかもめですがとても きれいな眼でした。

2003年11月26日

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