隅田川 花嫁慕情 その2
先日の「隅田川の花嫁慕情」ご覧になられましたでしょうか?
日曜日の気だるい午後のひととき、こたつにあたりながら、ちょっとほろっとしながらの犯人推理もいいものですよね。
写真は、
向かって左側が、音声モニター。右側がカメラモニターになります。
音声をここで聞き取り、録音の状況を確認し、クラクションなどのいらない音が入った時にはやり直しを指示します。
カメラモニターは、撮影したシーンのたびに細かいチェックをし、リハーサル・本番と繰り返すのです。赤い布で覆っているのは、どうやら光の反射を防ぐためみたいでした。
街の中での撮影ですので、やはり大変です。
ヘリコプター、飛行機がすぐ近くを飛べば、通り過ぎるまで待ち、サイレンの音が遥か遠くから聞こえれば、また中断。犬も吠えれば、猫も鳴く… 当然ではありますが、
普段気にせずに聞き流している、いろいろな音が街にあふれているのですね。
その中で、集中力を切らさずに撮影を続けるスタッフ、俳優さんたちの凄さには、眼を見張るものがありました。
「本番!」の声がかかると、近くではなくても、思わず小さなひそひそ声で話すようになっていました。
2005年12月27日
隅田川 花嫁慕情
写真と、この題名のギャップに「これは一体、何?」と思われるでしょうが…
お待たせいたしました。
今年9月に終わってしまった「火曜サスペンス劇場」の『屋形船の女』シリーズ、最終第四話が近日、放映されます。
その名も「隅田川の花嫁慕情」と代えて。
小松屋の正面から撮るために、機材を設置しているところです。
きれいに映すために、考えられるあらゆる事を駆使して撮影が行われるのです。
時には、びっくりすることも、少々困惑することもあったりしましたが、それも今は笑い話。
シリーズ4作目ともなれば、見知っているスタッフも多く、気心も分かり、季節柄、雨の降る心配もなく、私たちの気持ちのうえでも、余裕のある撮影になりました。
スタッフが、皆、もこもこに着膨れている様子から、つい最近のことにみえるのではないでしょうか?ここだけの話、今年1月の正月明け早々、厳寒の真っ只中のことになります。
この時から、もうすぐ一年過ぎてしまうのですね。また、木枯らしの吹く寒い日々が訪れてしまいました。
平成17年12月18日(日)午後1時
冬のドラマスペシャル「隅田川の花嫁慕情」
挙式直前婚約破棄された花嫁の父は消えた
うーん、この副題は相変わらず長く、ちょっと不思議な気もしますが…
今回が最後になりますので、興味を持たれた方は、ぜひご覧ください。
2005年12月16日
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