東京に降りつもる雪
20日の夜遅くから、東京にしんしんと降り積もった雪。
翌日の土曜日は、日も射すことなく一日中降り続き、柳橋界隈も雪化粧に覆われました。
神田川に浮かぶ屋形舟にも雪が積もり、屋根が真白に。これはこれで確かに最近では久しぶりですし、趣きがあるためでしょう。写真を撮っている方が何人もいました。
カメラを濡らさないように、雪の中撮影するのは難しいものです。足元は滑るは、手はかじかむは、風と雪にすっかり凍えてしまいました。
写真はその60枚のうちの1枚です。
そんなに撮ったにもかかわらず、今まさに雪の降っている様子が伝わらないようで、ちょっとがっかり!
でも、手前の柳橋の欄干に積もった雪が、美味しそうに見えないでしょうか?
私には、ふんわり白く、とびきり甘い綿飴のように見えるのですが…
さあ、休む間もなく、次は雪かきです。
このくらいの雪ならば、船の雪かきは、まだしなくても大丈夫。店の周りや階段だけですみそうと安心しました。
しかし、甘かったことを思い知らされます。
店の階段を上がって店内に入りますが、入るまでが凍っていますし、下に降りる階段もまた、怖いこと。つるつる滑りながら、雪かき道具を倉庫より引っ張り出しての大健闘となりました。
雪を取り除き、また取り除いても、次々と積もるのには、参りました。雪深い地方の方々の大変さが、苦労が、本当に分かります。
今年は、東京にも多くの雪が降るのでしょうか?雪かき道具を出さなくてもいいように祈るばかりです。
2006年1月23日
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
本年も、小松屋はもちろんのこと、この小松屋ホームページも、どうぞ楽しんでくださいますようお願い申し上げます。
元旦には、米、塩、御神酒を捧げ、拍手を打って水や川に感謝の気持ちをささげ、今年一年の航海の安全を心をこめて祈ります。
毎年、なぜか元日は、すっきり晴れわたり、これぞ快晴!のお天気が続いていましたが、珍しく今年は曇り空。その分、風もなく穏やかな元日でした。
隅田川を行き交う船もほとんどないため、引き波のないおだやかな神田川の水面を、のんびりと、鴨の群れが泳ぎまわります。
車や人の姿も見えない中、拍手の音が響きわたり、身も気持ちも引き締まる思いです。
新年はじめての「つれづれ」になります。
心穏やかに過ごせる一年でありますように。
願いをこめて…
2006年1月1日
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