神輿は、どこまで?
7日、8日と柳橋を渡った篠塚稲荷で祭りが行われました。
中央区の元々の氏子である神田明神と、伯父が台東区側に住んでいたため篠塚稲荷と、二つもの神社のお祭りに楽しく加わっていたものです。さすがに、小学校に通っている頃までのことですが。
今日、大人の担ぐ神輿がお囃子の音も賑やかに町内を練り回っていました。
ところで、今までも何度となく書いているのですが、柳橋の橋そのものは、中央区の区民文化財で中央区の管理になりますが、柳橋の真ん中で、警察、消防の管轄が二つに分かれます。
分かりやすく言えば、神田川の中心に一本、線を引いて、二つの区に分かれているのです。
そこで、この神輿も、きっちり、柳橋の真ん中まできて、ひとしきり、「わっしょい、わっしょい」ともんでから、また、台東区側に戻っていきます。
写真は、その後ろ姿を撮ったものです。
う〜ん、神様も、領分を侵さず、なんと、律儀なんでしょう?!
子供のときは、橋の半分まで来て帰る神輿が、何とも中途半端な気がして不思議でした。
2008年6月8日