ひとときの清涼を
記録的な猛暑に覆われている今年の日本各地です。
クーラー無しの小松屋店内は、店を開ける時から、むっとする暑さ。頭から顔から、汗が止まらない状態です。
それでも、玄関の障子を開けて簾を掛け、三方の窓を開け放ち、扇風機、換気扇をフル回転させて、やっと人心地がつくのです。
夕方、乗船なさる方々が、口々に言われる言葉があります。
「川の傍は、何て涼しい!川風も気持ち良いですね!」
長い間、この場所で過ごしていると、分からなくなっているのか、今年が暑過ぎるのか…
そこで、この写真をお贈りします。
大雄山最乗寺の水神様の小さな滝を写してみました。
清澄なる水の流れ、しぶき。
引き締まるほどの空気に身も心も洗われる心持ちでした。
広い境内のなか、長い石段を上って行けば、清々しい空気、青々した緑に、心が深となっていくのを感じられました。
どうぞ、ひとときの清涼を味わってください。
2010年8月19日