台風通過
台風15号が、昨日、日本を縦断していきました。東京も強風と雨に襲われ、電車も止まり大変な一日でした。
台風対策は万全にとっていましたが、川の潮位がどんどん上がり続け、柳橋の下の通路が、ご覧のとおり冠水して、冷や冷やさせられました。
ここまで水が上がるのは、数10年振りでしょうか?
激流になったわけでは無いのですが、じりじりと上がる流れには、眼が離せませんでした。
小松屋の店先の庭木も、枝が折れたり、鉢ごと倒れたり…
いろいろな物が目の前を飛んでいく様子にも驚きました。
歩いて帰宅する人も夜遅くまで多くいました。
3月の大震災を思い出される光景で、私には衝撃的でした。
こんなに強い台風が、各地に酷い災害を撒き散らしながらいったのですね。
今夜も強い風が吹いています。
2011年9月21日
青空に映えて
台風12号に、すっかり振り回されましたが、東京にもやっと、青い空が望めます
進路は定まらない、進み方は遅い、雨風の強さ、広範囲に及ぶ様々な被害には、どうする事もできない苛立たしさに襲われました。
3月の震災から、どうにも人間の手に及ばない自然災害に打ちのめされる思いです。
きっとこの国は、遠い昔から、様々な自然の驚異に脅かされながらも、その都度、絶望から気力を振り絞って、また再建してきたのでしょうね。
山に、海に、川に、湖に、岩に、樹木に、滝に精一杯の祈りを捧げて。
山を歩けば、いたる所に、古くからある祈りの場所に気付きます。思わず手を合わせ頭を垂れるのは、多くの人々の願いがそうさせるのだと、つくづく思えます。
1ヶ月遅れの先日の隅田川花火大会の前日も、東京にゲリラ豪雨が降り、神田川が激流になり、雷の多さに驚きました。
翌日の花火打ち上げ時にきたら大変と、心配していましたが、穏やかな天気に恵まれほっとしました。
荒川の土手沿いから、雲に隠れない東京スカイツリーを撮りました。
秋の風が吹いています。
2011年9月7日