折れていた白梅
毎年、白梅の写真を、清々しい香りも届けとばかりに撮影してきました。
先月末、その白梅の枝が、数本折れている事を指摘され、よくよく見てみれば、太めの枝2本、細い枝少しが、ぽっきりと折れていました。
今まで何回も樹木が折られたことはありました。
店のすぐ脇に立つ電信柱での、作業によるもの、撮影のためなど、数々あります。
電信柱の作業は、電気、電話、ケーブルテレビ、PC回線などの様々な種類の工事があり、その時々の作業によっては、切り離したケーブル、線などが、地面、植木に落ちっぱなし。
植木の場所を変えたら、元に戻さないなどと、驚くようなことも多く、見かけたら必ず声を掛けていました。
良心的?な作業者は、始める前にきちんと文書を渡し、当日、始める前と終了後には、不首尾がないか確認を求めてきます。
問題なのは、いきなり来て、知らないうちに済ませていなくなる工事関係者です。
そういう場合の後始末の悪さには辟易するばかり。どんどん需要が増えるため、すごい勢いでやって、さっと消えてしまいます。
また、柳橋はテレビドラマ、映画の撮影にも、よく使われます。
日中ならば、すぐに分かりますが、夜中や未明に撮影があれば、撮影自体に気付かぬことも多く、これも悩みの種でもあります。
チーフに言われれば、周りの状況を鑑みず、ただひたすらに、言われたとおりに進めるため、植木を折ろうが、鉢が欠けようがお構いなし。
とんでもない所まで、照明、音声、カメラ、それぞれの係りが入り込みます。
何か不始末をおこしても、黙っているから始末が悪いことこの上無いのです。
留守にしていると何が起こるのか、本当に分からない状況です。
今回は、もちろん誰がどうしてこうなったのか、知り得ませんが、残念でたまりません。
折れた枝には、たくさんの蕾がついていました。
白梅は咲くのでしょうか?
2011年2月7日